子ども達に人気の絵本⑬デイビッドがっこうへいく
久しぶりに、子ども達に人気の絵本の紹介です。
いや~、毎年思うけれど学校の1学期は忙しい!!
けれど「この本読んで~」とお願いされることが
1番多いのも、この1学期です。
2学期ぐらいになると、友達と遊ぶのに忙しくなったり
私に読んでもらうのではなく、自分で読みたいという子が
増えたり・・・。
なので、1学期は絵本をたくさん読んであげられる貴重な時。
貸出や問い合わせの合間に読むので、
「次に読んであげるからちょっと待ってね~」とか
せっかく読める時間が取れても、途中の「せんせ~い」という声に
お話を中断することもしばしば。
でもそんな中でも「この本読んで」の声がある限り、
できるかぎり、読んであげられたらいいな。
そんなわけで、今日紹介するのは、この数ヶ月で1番
「読んで~」というリクエストが多かった絵本。
(デイビッド・シャノン/さく、評論社)
「デイビッドのせんせいはいつもいう・・・
いけません、デイビッド!
さわぐのはやめましょう。
ふざけるのはやめましょう。
ろうかをはしるのはやめましょう」
いたずらっ子で落ち着きのないデイビッドは、
見事に、それをやったらぜったいにおこられる!といった
行動をつぎつぎとやらかして、
どのページでも先生におこられてばかり。
たとえばちこくしたり、授業中に席をたって黒板の前でふざけたり・・・。
この絵本を見ている子ども達は、身近によく目にする光景だからか、
デイビッドを見て、同じクラスのだれかさんを思い出すからなのか、
いずれにしろ、おこられているのはあくまでもデイビッドで、
自分ではないということからの安心があるからだと思うのだけど、
とにかく1ページ1ページ読むたびに大盛り上がり。
特に盛り上がるのは、次のページ。
ここを読むと、子ども達は、
「これはいけないよ~」と笑いながら、
口いっぱいに広がるガムの量に大喜び。
おこられるところでは、
「あっ、さっき○○くんがよそみしていて
おこられたんだよ!」とか、
「ぼく、2時間目の授業のとき、外にいる虫が気になって
ずっーと横向いてたよ」などの告白まで。
だれのクラスにもなぜかよくトイレに行く子が
いるようで、どの子に読んでもいつもここでは
「○○くんもいつもトイレに行くって言うんだよ~」
「○○くんみたい~」という声が上がり、読み手の私も
笑ってしまいます。
そんなしじゅうおこられてばかりのデイビッド!
ばつとうばんとして、放課後、教室のそうじを
させられるのだけれど、終わった後、
はじめて
「よく、できましたね デイビッド!」
とほめてもらいます。
ここは、今まであれこれ声をあげていた
子ども達が不思議としーん、となるところ。
でもきっとこのページがあるからこそ、子ども達は
またこの絵本を読んで、と言ってくるのだろうなあ、と
そんな気がしてなりません。
こちらの絵本は、学校でおこられるデイビッドでしたが、
この絵本より前に、家でおこられるデイビッドバージョンが
出ていました。
ここでも、デイビッドはとにかく
おこられて、おこられて・・・
でも最後に、デイビッドにかけられる
お母さんの言葉と行動には、たっぷりの愛情が。
もし自分に子どもがいたら、このページでは
確実に泣いてしまうだろうなあ~。
この終わり方、せつなくてつらくてあたたかくて
胸をぐっとつかまれます。
こちらは、まだ図書室に入れていないのだけど、
『デイビッド、がっこうへいく』を読んだ子たちから
何度もリクエストされているので、近々入れて
また反応を見てみたいなあ~と思います。
さて学校編と家編、どちらが、より人気になるかしら。
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